壁に収納棚・本棚をDIYで設置したい!穴あけの有無で4種類のアイデアを解説

壁に収納棚・本棚をDIYで設置したい!穴あけの有無で4種類のアイデアを解説

お部屋に収納を増やしたいなら、壁のスペースを利用してみませんか?ホームセンターや通販サイトで販売されている材料を揃えれば、DIYで壁付けのおしゃれな棚を設置できます。

本記事では、「壁に穴をあけない方法」と、「壁に穴をあける方法」の2種類を紹介します。

賃貸物件や壁に傷をつけたくない場合は「穴をあけない方法」を、より自由度の高い収納棚を作りたい場合は「壁に穴をあける方法」をご参考になさってください。

壁に穴をあけずに収納棚を設置するアイデア

壁を傷つけたくなかったり、賃貸物件に住んでいたりする場合は、壁に穴をあけずに収納棚を設置する方法を試してみましょう。

ここでは、「ディアウォール」や「ラブリコ」などのDIYツールを使った壁面の収納棚の設置方法を紹介します。

「ディアウォール」や「ラブリコ」は、2×4(ツーバイフォー)木材や1×2(ワンバイツー)木材にはめて、壁と壁、天井と床に突っ張らせるDIYツールです。木材を横に寝かせれば棚として、縦に立てれば支柱として活用できるため、組み合わせ次第で本棚や収納棚、簡単な間仕切り壁を作ることができます。

DIYツールで壁に飾り棚を設置

DIYツールのもっとも基本的な使い方が、木材の縦横の組み合わせで収納棚や本棚を作ることです。

お部屋の床から天井までの高さの木材で支柱を作り、適当な長さの木材で棚板を作れば、好きな段数の収納棚や本棚が作れます。壁際のデッドスペースに収納棚を設置すれば、雑貨や観葉植物を置いて「見せるインテリア」としても活用できるでしょう。

用意するもの

  • ディアウォールorラブリコ
  • お部屋の床から天井までの高さの2×4木材(2本~)
  • 棚板用の2×4木材(2本~)
  • ドライバーやネジなど工具(必要数)
  • 中間ジョイントや棚受け(必要数)

DIYツールでテレワークスペースの間仕切りを設置

新型コロナの影響でオフィス勤務からテレワークに移行した方も多いのではないでしょうか?そこで必要になってくるのが、自宅のテレワークスペースです。

仕事部屋が確保できない場合は、リビングの一角をテレワークスペースとして活用しましょう。DIYツールとベニヤ板、もしくは有孔ボードを使えば、短時間で間仕切り壁をリビングに設置することができます。

ディアウォールやラブリコには、

用意するもの

  • ディアウォールorラブリコ
  • お部屋の床から天井までの高さの2×4木材(2本~)
  • ドライバーやネジなど工具(必要数)
  • ベニヤ板or有孔ボード(1枚~)
  • 中間ジョイントや棚受け

壁に穴をあけて収納棚を設置するアイデア

壁に穴をあけて収納棚を作る場合は、まず壁の素材を確認し、その素材に合った方法で穴をあけなければなりません。

日本の住宅の壁の9割は「石膏ボード」で作られています。石膏ボードに穴をあける場合は「石膏ボード用アンカー」という専用の工具を使用し、壁にしっかりとねじを固定します。

これを踏まえて、壁に穴をあけて収納棚を設置するアイデアを紹介します。

ウォールシェエルフを設置

ウォールシェルフとは、壁から突き出した金具の「ブラケット」と、棚受け板がセットになったインテリアグッズです。

無印良品やIKEAなどの人気店でも取り扱いがあり、1つ設置するだけでもお部屋をおしゃれに演出してくれます。お部屋の雰囲気に合ったカラーを使用したり、サイズの違うものを複数取り付けたりすることで、よりおしゃれな壁収納を作ることができます。

設置するときは、収納したいものの重さとウォールシェルフの耐荷重を確認しましょう。

 

用意するもの

  • 市販のウォールシェルフ
  • アンカーなど工具(必要数)

チャンネルサポートで壁面本棚を設置

チャンネルサポートとは、棚板を好きな高さに設置して、さらに可動もできる棚柱・棚受け金具です。壁への取り付けには専用のビスを使用します。

スリットにブラケットを引っ掛けることで、好き位置に棚受け用板を設置できます。可動式なのでサイズ違いの本を収納できるほか、本棚と飾り棚を持ち合わせたアイデア収納棚を作ることも可能です。

 

用意するもの

  • チャンネルサポート(2本~)
  • ドライバーやビスなど工具(必要数)
  • 棚受け用板(複数枚)

まとめ

DIYでお部屋の壁に棚を設置する方法を紹介しました。いずれもDIY初心者が始めやすいので、「お部屋の収納を増やしたい」「壁のデッドスペースを活用したい」といった場合に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

見た目の仕上がりや耐震性も考慮した壁面収納を設置するなら、リフォーム業者への依頼をおすすめします。

リフォーム業者に依頼する場合は、なるべく複数の業者から見積もりをとり、工事の費用や施工方法を比較検討するようにしましょう。

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