屋根の用語をまとめました。これだけ知っておけば大丈夫!

屋根の用語をまとめました。これだけ知っておけば大丈夫!

業者と話をしていて、建築関連の用語が分からず、苦労した経験は誰もがお持ちなのではないでしょうか。

木造建築ではいまだに古い独特の用語が使われますし、最近の建築様式では横文字が多くて、それはそれで苦手だという人も少なくありません。

なかでも屋根に関する言い回しは独特で、意味を知らないとまったく伝わらないだろうと思います。

今回は、そうした屋根に関する用語をいくつかピックアップして、分かりやすく解説していこうと思います。

点検やリフォームを業者に依頼するにしろ、DIYでやってみるにしろ、基本的な用語を知っていると、スムーズにことが進められると思います。

最低限これだけ知っておけば大丈夫という基本的な用語を集めましたので、目を通すだけでも効果があると思います。

用語 意味
雨押え(あまおさえ) 屋根と壁のつなぎの部分に、雨水の侵入を防ぐために設けられる板。通常は金属板をL字状に折って使う。
雨仕舞(あまじまい) 雨水が室内に侵入するのを防ぐこと。屋根から雨水を的確に排出すること。
入母屋(いりもや)屋根 屋根形式のひとつ。屋根の上部を切妻形式にし、その四方にひさしを付けたもの。入母屋屋根を持つ建物を入母屋造りという。4面構成なので耐風性が高く、重厚感がある。瓦屋根によく合う。
鬼瓦(おにがわら) 棟の両端に取り付ける役物の瓦。雨水の侵入を防ぐ。加えて装飾、祭神の意味合いも持つ。建物や家庭を守る守護神。1400年近い歴史がある。
片流れ屋根 一面でできた屋根。片方に傾斜。雨漏りの危険が少なく作りやすいためデザイナーズ住宅などで採用されることが多い。近年人気上昇中。洋風住宅によく似合う。構造が単純で安価。屋根裏にスペースを確保しやすい。
切妻(きりづま)屋根 棟の両側に流れる2つの斜面からできている山形の屋根。いわゆる三角屋根。真屋ともいう。洋風和風どちらの住宅にも合う。構造が単純で安価。雨漏りしにくい。耐風性はそれほど高くない。
下屋 母屋から差し出して作られた屋根。ひさしより大きく柱や壁が必要。
ケラバ 切妻屋根の妻。屋根のもっとも先端部分。
勾配 屋根の傾斜のこと。急傾斜。緩傾斜。一般的な住宅では3~5寸の傾斜。判断が早いことを「勾配が早い」とも。
小屋 天井と屋根の間の部分。小屋裏とも。
下葺き材 屋根の防水シート。アスファルトを原料にしたものがよく使われる。野地板の上に張る。
複数の屋根が連なるときの低い位置の接続部分。雨漏りしやすい。
垂木 幅4㎝、高さ6㎝、長さ3mの木の棒。小屋組みを構成する母屋の上に取り付けられる。屋根下地を支える。棟木から軒桁に架け渡す。
端という意味。正面から見て両端の部分。切妻屋根で、雨どいが取り付けられていない面を妻側と呼ぶ。雨どいが取り付けられている面は平側(ひらがわ)。
樋(とい) 屋根に落ちた雨水を集めて地上に流すための装置。軒樋。堅樋。呼樋などの総称。建物の内側に付けるものを内樋という。
流れ 屋根面を流れる雨水の方向。また屋根面の棟から軒先までの距離を言う場合も。
軒(のき)/軒先 外壁より張り出している屋根の先端部分。外壁や窓、出入り口などを風雨から守る役割。
軒天(のきてん) 軒の裏側。軒天井。軒裏天井などとも呼ばれる。
野地板(のじいた) 屋根を葺く下地とするために垂木の上に張る板。最近は合板を使うのが一般的。畳と同サイズ。1.2㎝程度の厚さ。通常。
破風(はふ)/破風板 切妻屋根の山形で、屋根の先端を隠すための板、部位のこと。劣化しやすい場所なので最近は窯業製品が選ばれる傾向。雨風の影響を受けやすいので定期的なメンテナンスが必要。
庇(ひさし) 窓や出入り口に取り付けられる小さな片流れの屋根。日よけや雨よけの役割。
方形(ほうぎょう)屋根 建物の平面の形が正方形で、その中央点を棟として、4面の三角形で構成された屋根の形状。屋根の頂上が線ではなく点になる。耐風性は高い。雨漏りの危険は高い。太陽光パネルの設置には向かない。
棟(むね) 屋根の一番高いところ。また屋根面の交わる稜線。
棟木(むなぎ) 屋根の小屋組の頂部に用いられる水平材。棟を支える。
母屋(もや) 棟木や軒桁の間にあって垂木や野地板を支える水平材。
 寄棟(よせむね)屋根 勾配のある4つの屋根面で構成された屋根形状。耐風性は一番強いとされる。切妻屋根と並んで人気があり、和洋風どちらの住宅にも合う。棟部分が少し複雑なため雨漏りの可能性がある。
陸(ろく)屋根 勾配のきわめてゆるやかな、ほぼ水平に近い屋根の形状。木造住宅ではまず採用されない。屋上スペースを自由に使えるというメリット。雨漏りの可能性が非常に高まる。

 

いかがでしたか?

意味は知らなくても、どこかで聞いたことのある言葉が多かったのではないでしょうか。

名前を知るということは、存在に気づくということです。これをきっかけに、表面だけでなく、屋根の構造にも興味を持っていただけると私としては喜びです。

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