システム天井の特徴を知ろう!従来工法天井との違いやメリット・デメリットを解説

システム天井の特徴を知ろう!従来工法天井との違いやメリット・デメリットを解説

システム天井とは、空調吹出し口、火災感知器、スプリンクラー、スピーカーなど、多くの機能を搭載した天井のことです。おもにオフィスや病院、ショッピングモールなど、一般の住宅よりも規模が大きく、多くの人が訪れる施設に採用されています。

オフィスの天井、とくにスケルトン物件の内装を考えるときには、天井にどのような設備が必要か、施工やメンテナンスは容易かなどを考慮してプランニングする必要があります。

今回はシステム天井の特徴や、メリット・デメリットについて解説します。

従来工法天井とシステム天井

オフィスや公共施設などの天井は、大きく「従来工法天井」と「システム天井」の2種類に分けられます。

従来工法天井とは、天井の下地材の上からビスやタッカーなどで仕上げ材を張った天井です。日本でもっとも普及している天井の工法で、オフィスや病院、学校などさまざまな施設で見かけることができます。普及率が高いことから施工できる業者が多く、材料も比較的安いというメリットがあります。

一方のシステム天井は、比較的新しい天井の工法です。天井裏の「ふところ」と呼ばれる空間に照明や空調等の設備機器をまとめ、天井材をはめ込む作りになっています。施行が容易にできるため工期が短く、メンテナンスもしやすいというメリットがあります。

ほかにも仕上げ材を石膏ボードなど堅い素材から軽量で防火性能のあるシート(膜)に替えた「膜天井」と呼ばれるものもあります。こちらは地震の揺れ等で天井仕上げ材が落下したとしても、人が怪我をしない設計となっています。

システム天井の種類

システム天井はさらに「グリッド型システム天井」と「ライン型システム天井」に分けられます。

グリッド型システム天井

グリッド型システム天井は、天井の下地材が格子状(グリッド)に組まれ、その上に仕上材や照明等がパネルごとにはめ込まれている天井です。部分ごとにメンテナンスが可能なため、設備機器の交換やレイアウトの変更に柔軟に対応できます。

ライン型システム天井

ライン型システム天井は、天井の仕上材と照明や、空調等の設備機器をまとめて組み立てた天井です。仕上材等に従来工法天井と同じものが使えるため、施工や資材の調達が容易というメリットがあります。一方、地震の縦揺れに弱いため、天井材が落下するおそれがあります。

システム天井のメリット

システム天井には以下のようなメリットがあります。

メンテナンス性が高い

システム天井の最大のメリットは、メンテナンス性が高いことです。天井ボード材はもちろん、照明・空調などの設備機器も部分ごとにメンテナンスできるため、レイアウトの変更や設備機器の交換も容易にできます。また施工自体も簡単にできるため、工事期間が短めで済みます。

天井がすっきりとした見た目になる

システム天井は仕上げ材と設備機器が直線的に配置されるので、見た目がすっきりとしてスマートな印象を与えます。

システム天井のデメリット

システム天井には以下のようなデメリットもあります。どのようにすればリスクを軽減できるかも併せて確認しておきましょう。

室内の音が外に漏れやすい

システム天井は下地材や仕上げ材の材質やサイズが影響して、吸音性・防音性能が従来工法天井に比べて劣る傾向にあります。

従来工法天井に比べて耐震性が弱い

従来工法天井に比べて地震の揺れ、とくに縦揺れに対して弱いというデメリットがあります。軽量化されていても、強い揺れによっては天井パネル等が落下するおそれがあります。とくに照明や空調などの設備機器を仕上げ材と一体化させたライン型システム天井では、このリスクが高くなります。

まとめ

システム天井の特徴や種類、メリット・デメリットについて解説しました。

オフィスの天井は照明や空調など、快適な空間を作るための設備があるだけでなく、地震などの不測の事態が起こったときに身の安全を守るための役割があります。

開業や移転でオフィスの内装を考える際は、ぜひ天井の造り・設備にも注意しましょう。

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