内装リフォーム人気トップ3【壁紙クロス・フローリング・間仕切り】の費用・相場を解説!

内装リフォーム人気トップ3【壁紙クロス・フローリング・間仕切り】の費用・相場を解説!

一般住宅のリフォームの中でも、内装に関するものはとくにご依頼の多いリフォームです。

新築や新築マンションを購入して長く住む場合、約10年に1度のタイミングで内装をリフォームするタイミングがやってきます。

そのときに備えて、内装リフォームの費用相場を把握しておきましょう。

今回は内装リフォームの中でもとくに人気の高い3種類のリフォームを取り上げ、それぞれの費用相場をご紹介します。

壁紙クロス張り替えリフォームの費用相場|内装リフォーム①

壁紙のグレードによるリフォーム費用相場の違い

量産品 700円~1,100円/㎡
1000クラス(一般品) 1,000円~2,000円/㎡

壁紙クロスの張り替えは比較的リーズナブルな価格でありながら、お部屋の雰囲気を大きく変えることができるため、とくに人気の高い内装リフォームです。

張り替える壁の面積が広ければそれだけ作業が増えるため、費用もかかります。ただし、1㎡あたりの費用となると壁紙クロスのグレードがカギとなります。

壁紙クロスは大きく分けて「量産品」と「1000クラス」の2種類があります。

量産品は賃貸物件などで多く使用されるシンプルな白い壁紙で、1000クラスは一般家庭で使用される色・デザインの豊富な壁紙です。

1000クラスの壁紙クロスは、さらに一般品のA~Bクラス、中・高級品のC~Dクラス、特選品のS~SSクラスというようにはメーカーによっても細分化されています。

フローリングの張り替えリフォームの費用相場|内装リフォーム②

フローリングの種類、工法によるリフォーム費用相場の違い

無垢材フローリング 重ね張り工法:1.7万円~3万円/畳

新規張り工法:2.5万円~3.3万円/畳

合板材フローリング 重ね張り工法:1.6万円~2.1万円/畳

新規張り工法:2万円~2.8万円/畳

フローリングの張り替えは壁紙クロスの張り替えと並んで人気の高いリフォームです。

フローリングを新しいフローリングに張り替える場合、無垢材か合板材かの素材の違い、および工法の違いによって費用が異なります。

「無垢材」は天然木から切り出した自然のままの材料で、「合板材」は集積材によって作られている材料です。

無垢材フローリングは仕上りが美しく、木のぬくもりが感じられるため非常に人気ですが、工場で大量生産できる合板材に比べてリフォーム費用は高くなります。

また、既存の床材を残したまま、その上から新たな床材を張る「重ね張り工法」、既存の床材を撤去してから新たな床材を張る「新規張り工法(張り替え工法)」とでは、前者のほうが床材を撤去するための作業費が発生するため、総じてリフォーム費用が高くなります。

部屋の間仕切りリフォームの費用相場|内装リフォーム③

造作壁による間仕切り 5万円~20万円
引き戸による間仕切り 15万円~20万円
アコーディオンカーテンによる間仕切り 2万円~6万円

部屋の間仕切りリフォームは、子どもが小学生~中学生になったタイミングで子供部屋を与えたいとお考えのご家庭に多いご依頼です。

新築時は広い1部屋だったリビング等に間仕切り壁を設け、新たに子供部屋にする際に間仕切りリフォームを行います。

上記の表のように、間仕切りの方法によってリフォームの費用が異なります。

もっとも費用が安いアコーディオンカーテンは、カーテン本体は安いもので5,000円ほどで手に入ります。DIYでも取付可能ですが、業者に依頼すると作業費がかかります。

引き戸による間仕切りは適度に空間を分けることができ、不要な時は端に寄せて空間を広く使うこともできます。製品によっては窓付きや防音効果ありの引き戸もあるので、用途に応じて選ぶと良いでしょう。

造作壁は完全に壁で間仕切るリフォームです。新しい壁を設置するため他の方法に比べてリフォーム費用はかかりますが、完全に部屋を独立させて家族のプライバシーを守ることができます。

まとめ

内装リフォームの中でも人気の高い3つのリフォームを取り上げ、費用の相場をご紹介しました。

ここでご紹介した費用はあくまでも相場で、住宅環境やリフォームを依頼する業者によっても変わってきます。

リフォームを依頼する際は、できれば3社ほどの業者に見積もりを依頼して、リフォームプランと費用を比較検討しましょう。

「相見積もり」というひと手間かかる方法ですが、後悔しないリフォームには欠かせないプロセスです。

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